くら寿司,ラーメン・冷麺・麺類,新作 (2017/01/21 15:01:16)
担々麺は、猛スピードでオーダーレーンを通ってくるので、スープが器の中で踊りまくって、辛味噌がびっしりとくっついてしまっているのは仕方がないが、太い麺にスープの上で浮いているごま油が暖かそうなイメージを感じさせる。
見た目はともかくとして、太い麺とスープの相性は抜群にいい。ピリ辛のスープがほどよく麺に絡まって口の中に入ってくる。太い麺は見た目だけで満腹感も感じるので、お寿司を数皿と担々麺でランチが完了するので、コストパフォーマンスもいい。
スープは、北海道産昆布・直火焼きかつお・さばをベースにした7種の魚介に、7種の野菜と7種の果物で仕上げた特選辛味噌がうまくまとまっていて、和風の担々麺を作り出した。ピリッとした辛さもあり、しかも甘さのあるまろやかなスープは、食後まで辛味噌スープの後味が残らなくてすっきりとしたもの。午後の打ち合わせがあるときのランチでも、安心して食べられる担々麺だ。このため、直前にガリを口に入れてしまうと、ガリの香りで担々麺のスープが負けてしまうほど繊細な作りだ。
くら寿司の担々麺の売りの1つは、胡麻香る担々麺だが、胡麻は強い香りというよりかは、ほのかに感じられる上品な胡麻の香りだ。胡麻好きにはもの足りないかもしれないが、それぞれの食材がまろやかにそろっている担々麺の中で、胡麻が自己主張をすることもなくおさまっているところがにくめない味だ。
寿司屋で担々麺を食べるとなると邪道に感じるかもしれないが、寒い日に食すると体が温まる担々麺、ランチにどうぞ。
無添くら寿司 胡麻香る担々麺。全国の無添くら寿司で販売。388円(税込み)
(C) 2015-2018, LUNCHpress
“レビュー:くら寿司の胡麻香る担々麺、寿司屋の領域を超えたおいしさ。辛さ控えめのまろやか坦々麺”に24件の「食べた」コメントがあります
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