時間をずらせばランチが割引になるアプリ「ずらしてランチ」、サービス開始

ランチ活性化委員会,新サービス・新商品 (2015/05/27 07:05:51)

ずらしてランチ

ずらしてランチ

 ランチ活性化委員会は、ビジネスパーソンのランチに的を絞ったクーポンアプリ「ずらしてランチ」を開始した。

 「ずらしてランチ」は、どこのお店が何時から何時まで、どれだけ割り引いてくれるのかを教えてくれる割引サービスアプリ。使い方はきわめてシンプルだ。ランチする場所を登録し、[さがす]ボタンをタップすると、時間帯別に100円引き、200円引き、300円~引きと、割引金額別にお店の数が表示される。行きたい時間帯のどこかをタップすると、料理のジャンルと店名、割引金額が表示される。後はお店を選び、入店したらクーポンを取得し、会計時にクーポンを提示すれば、割引が受けられる。

 「ずらしてランチ」の特徴は、何を食べても、何回でも、無料で割引サービスを利用できること。そこが、通常の割引クーポンと大きく異なる点だ。

 一方、飲食店側にとってのメリットは、「ずらしてランチ」によって、12時台に集中しがちなランチタイムのお客さんを分散させられることだろう。たとえば、13:00から200円割引にすれば、それまで12時台に来ていたお客さんの一部は13:00以降に来店するかもしれない。

 同社によれば、時間をずらして外出できるビジネスパーソンは約4割いるという。時間をずらすだけで同じランチが安くなるなら、ずらせる人はずらすのではないだろうか。

 つまり、ビジネスパーソンは時間をずらせれば割引料金でランチが食べられ、飲食店は利益を増やせるというわけだ。

 これが可能なのは、飲食店側が割引する曜日や時間帯、価格を自由に設定することができるからである。設定は毎日変更できるから、飲食店としても従来よりも効率的な集客を図れるのではないだろうか。

 ただし、現在のサービスエリアは茅場町、八丁堀、小伝馬町のみ。同社では、順次拡大していく予定。


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